結論から言うと、取り敢えず100記事書いただけでは稼げません。
自分がブログを始めた当初、「取り敢えず100記事書くべき」という先人たちの言葉がありました。
なので何の疑いもなく、毎日1記事を更新し、大体3ヶ月程で100記事に到達しました。
その結果がこれです。
収益源はGoogleアドセンスでしたが、3ヶ月の合計収益はうまい棒20本程度という現実。
毎日2時間~3時間使った結果、時給数十銭という超ブラック企業並みの収益を叩き出しました。
今でこそ総収益7桁の成果を出せていますが、当時を振り返ると理由は明白でした。
- 記事が読みにくい
- SEOを意識していない
- 収益をGoogleアドセンスに頼りすぎる
ここら辺を意識して記事を書かないとまず稼げません。経験上、断言できます。
本記事は、上に挙げたことが全くできていなかった失敗談とどうすれば良かったのかの解決策について書きました。
「100記事書いたけど稼げなくて悩んでいる人」は自分のような失敗をしないように目を通してもらえればと思います。
記事が読みにくい
自分の場合、この時点から失敗していました。
「記事を書けば誰かしらが読んでくれる」
確かにその通りなんですが、記事が読みにくいと途中で離脱されたり、再訪問の機会を失います。
特に、「途中で離脱」されて検索エンジンに戻る⇒別の記事が読まれるは最悪です。
Googleからの評価が低くなる可能性を秘めているためですね。
記事が読みにくい例として、以下のことが挙げられます。
- 文字のサイズがバラバラ
- 文字の色がカラフル
- 文章が作文みたいな見た目
これは自分がやった失敗です。
後から読み返しても酷い、ホントに酷すぎて記事を闇に葬るレベル。
自分が書いた記事がこの状態の場合、リライトするべきです。
文字のサイズがバラバラ
文字のサイズは、WordPressの設定から調整できます。
一般的に、読みやすいとされる文字サイズは以下のとおりです。
- スマホ:16px~17px
- PC:18px
- タブレット:18px~19px
WordPressやプラグインの機能で記事中の文字サイズを変えることができますが、個人的には推奨しません。
何故なら、検索上位の記事は基本的に文字サイズは統一されているためです。
大体の場合、検索上位の記事は最適解のケースがほとんど。
なので、文字サイズは統一してそれぞれの端末で見やすい設定にするのがベストです。
文字の色がカラフル
「小中学生が書いたのかな?」と思われて離脱される可能性があります。
エンタメ系でない限り、文字色はカラフルにせず黒で統一し、協調箇所のみ単色のアンダーラインを引く程度がベスト。
文章が作文みたいな見た目
例で挙げるのなら、文章が繋がっているのは読みにくいと感じる人が多いです。
今日の天気予報は雨。傘を忘れずに学校に持っていこうとしたが忘れてしまった。仕方なく雨宿りをして雨が止むのを待つことにする。
こんな感じで、句読点が繋がった文章は読みにくいです。
1文が長いと読むのに疲れますよね。
記事の本質として、最後まで読んでもらえることに意義があります。
「。」で改行をして1文を短くしたり、文章の塊ごとに行間を空けると文章が読みやすくなるのでオススメです。
SEOを意識していない
よく言われるのが、「検索上位に行くためにはSEOの知識が必須」
SEOとは、検索エンジン最適化のことであり、Google独自のアルゴリズムによって決められています。
ただし、Google独自のアルゴリズムはほとんどが非公開のため知る由はありません。
ただ、重要なことはGoogle検索セントラルに書かれています。
「なぜ」はおそらく、コンテンツに関して答えるべき最も重要な質問です。そもそもなぜコンテンツを作成したのでしょうか。
その答えは、主として人々の役に立つコンテンツを作成すること、サイトを直接訪れた人々にとって有用なコンテンツを作成することであるべきです。もしあなたの答えがそうであるならば、基本的に E-E-A-T のコンセプトに沿っており、Google のコア ランキング システムによって高く評価されるための方法に即していると言えます。
しかし、この「なぜ」に対する答えが主として検索エンジンのアクセス数を増やすことであるならば、Google のシステムによって高く評価されるための方法に即していないと言えます。検索ランキングを操作することを目的に AI 生成などの自動化を使用してコンテンツを作成している場合、その行為は Google のスパムに関するポリシーに違反していると見なされます。
Google検索セントラル
SEOについて調べると色々な情報が出てきますが、自分の中で最も重要だと思うのは引用の部分です。
Googleが求めているのは、「人々の役に立つ有用なコンテンツ」です。
自分の書いた記事が読んだ人にとって有用であれば、Googleから高く評価されると書かれています。
「有用なコンテンツ」とは、「コンテンツを読んだ人が行動し、人生が少しでも良くなる内容」です。
Googleからの問いに本記事で答えるならばこんな感じです。
- キーワード:ブログ 100記事 稼げない
- ターゲット:100記事書いても稼げない人
- 100記事書いて稼げない昔の自分と今稼げている自分との対比の反面教師
自分の思いとしては、100記事書いて稼げない昔の自分と同じ立場の人へ向けて稼げる道筋を僅かでもいいから照らしたいというのがあります。
伝わるかどうかは別として、この思いで記事を書いています。
正直、これ以外にも書くべき点は多くあるんですが、やることが多いとやる気を失いませんか?
自分が正にそれなので、失敗談を通して重要だと思ったポイントを3つに絞りました。
これが有用であるかどうかはGoogle次第なんですけどね。
収益をGoogleアドセンスに頼りすぎる
結論ですが、収益をGoogleアドセンスに頼りすぎるのは辞めた方がいいです。
このブログとは別にメインブログがあるんですが、月間30万PV程あります。
ただ、Googleアドセンスの収益は、PV数の15%程度です。
ジャンルによっても異なりますが、正直あまり高くないんですよね。
ブログ開設当初はPV数も集まりにくいため、Googleアドセンスに頼った記事構成はオススメできません。
収益が上がりづらく、モチベーションを保つのが中々難しいです。
ここでオススメしたいのがアフィリエイト広告を交えた記事構成です。
アフィリエイト広告と聞くと、若干ハードルは上がるかもしれません。
Googleアドセンスと違い、クリックされただけでは収益が発生せず、クリックの先にある「サービスや商品の成約」が収益ポイントだからです。
ただ、自分が使ったことのあるサービス・商品であれば話は別。
実際に使った感想、メリット・デメリットが解説できれば収益化の可能性は格段に高くなります。
説得力が増すだけでなく、全く知らないサービスや商品を紹介するよりも成約率が上がります。
1件辺りの成約率にもよりますが、単価はGoogleアドセンスより高いです。
なので、Googleアドセンスに収益を頼るのではなくアフィリエイト広告にも力を入れることでブログ収益も格段に上がります。
まとめ
100記事書いて稼げない場合、以下の点ポイントを見直してみましょう。
記事が読みにくくないか
一般的に読みやすい文字サイズはこれです。
- スマホ:16px~17px
- PC:18px
- タブレット:18px~19px
文字はカラフルにせず、文末の「。」で区切ったりして文章を読みやすくしましょう。
SEOを意識しているか
Googleが求めているのは、「人々の役に立つ有用なコンテンツ」です。
書いた記事を客観的に読み直してみて、「記事に書いてある内容をもとに、行動に移すことができるか」を観点にしてチェックすると良いかと。
行動に移せるかどうかは、記事の説得力によります。
自分の実体験をもとにした内容は、人の心を動かす可能性があることをお忘れなく。
収益をGoogleアドセンスに頼りすぎない
Googleアドセンスで月6桁を稼ぐとなると、膨大なPV数を必要とします。
そこを目指すのではなく、自分が使ったことのあるサービス・商品に関するアフィリエイト記事を書くことで少ないPV数でも収益化が可能です。
自分が使ったことのあるサービス・商品であれば説得力が増すため、成約率も必然的に高くなります。
既に作成済みの記事、これから書く記事はこれらのことを意識して書いてみると良い結果が出てくるはずです。